漫画やアニメに出て来る料理を再現したり、萌え語りをしたり、日々の徒然を書き綴ったりするブログ。
当サイト設定での作中時間軸
月影博士がサラマンダー男爵の手引きでサバーク博士になる→サバーク博士、もしくは男爵がクモジャキー・コブラージャを生み出す→月影ゆりがキュアムーンライトになる→(数ヶ月経過)→サバーク博士がダークプリキュアを作り出す→サソリーナ仲間入り(このSS)→ダークプリキュア実戦投入→(三年経過)→ 本編第一話
コブラージャ
本編28話でお披露目した作戦が地味に効果的なものだったり、サバーク博士やダークプリキュアには敬語だったり、案外コブラージャは礼儀正しくて頭が良いんじゃないかなと思っています。興味があること好きなことには頭が回るタイプなんじゃないかな。馬鹿と天才は必ずしも矛盾しないし、ナントカと天才は紙一重なのだ。
地面に捨てたものを『落し物ですよ』と言って拾わせる…の元ネタはサザエさんです。ちなみにコブラージャは、サソリーナの人を二度目に誘った時は『落し物ですよ』と声を掛けて、花束を差し出してお茶に誘っています。花束を落としたのを拾ってあげた→一割の謝礼代わりにお茶に付き合ってくれ、という話運びです。一度書いてみたのですが上手くまとまらなかったので没になりました。
最萌えキャラ・コブラージャに関しては膨大な脳内設定があるのですが、それはまた改めて別のSSで。『コブラージャ』は頭のネジが何本か抜けてる奴ですが、『コブラージャっぽい人』はまぁまぁギリギリ常識人の範疇に入る人じゃないかなと思っています。
サソリーナ
クモジャキーの人が『熊本』だったので、三幹部だった時と多少かぶる名前だったんだろうな…と思ったら、もう『斉藤(佐藤)リナ』しか思いつきませんでした。心の花の花言葉が『嫉妬、寂しさに耐える』だったので、『バリバリのキャリアウーマンだったけど、仕事が順調だった時に天狗になって、それが原因で孤立して、寂しいのをこらえて周囲に嫉妬しつつ頑張ってたのかな』と連想してこんな感じの設定に。三幹部の中で一番功名心や出世欲が強く使命に忠実だったのは、人間だった時に仕事で挫折した辛く悔しい経験から来る無意識の反動だったんじゃないかな、と考えています。ちなみに、つぼみの母の後輩で、つぼみの母に憧れていたという裏設定があります。
クモジャキー
彼はシンプル過ぎて逆にいじりにくいキャラなので、このSSではコブラージャの相棒兼突っ込み役と言う立場に徹してもらいました。
サバーク博士+デューン
博士は、『サバークになった後も月影博士の人格や意識が僅かに残っていて、それが諸々のストッパーになっている』という、公式で匂わされた設定を踏襲しました。で、デューンも月影博士を完全にコントロール出来ていない事は承知しています。けど、博士以外に使える有効な手駒がないので瑣末なことには目を瞑っている感じ。
クモジャキーとコブラージャのデューンへの忠誠はかなり疑わしいものがありますが、博士はそれを承知の上で、二人(の、素体になった人間の体)を守るために『二人の忠誠心は本物』と言っています。幹部の素体になった人間を自分の知人の病院に預けているのは、サバークに残っている月影博士の良心の呵責から出た行動です。
幹部の素体になった人間の体がなくなってしまうと、『幹部がプリキュアに浄化される→戻る肉体をなくした心の花は行き場を失う→幹部の素体になった人間の魂の消滅=死』となります。幹部を生かすためには娘であるキュアムーンライトを倒さなくてはならない。娘を守ろうとすると、自分が巻き込んでしまった人間を二人ないしは三人殺すことになってしまうかもしれない。しかもひょっとしたら幹部を『殺す』のは娘自身かもしれない。娘を殺すか、娘に殺させるか?の究極の選択で悩みつつ、月影サバーク博士は『娘を殺す為の娘・ダークプリキュア』という矛盾の塊みたいな存在を作り出している。この辺の博士の葛藤とかデューンとの腹の探りあいも色々書いたのですが上手くいかなくて何度も書き直しました。
ちなみにクモコブコンビは、『自分達の素体になった人間の体がどうなろうと、世界が砂漠になれば何も関係ない』と考えているので、人間だった時の自分達のことは全く意に介していません。
素体になった人間と幹部と心の花
ハガレンに例えると、『真理の扉の前にいるアルフォンスの肉体=病院で眠り続けている素体になった人間』『アルフォンスの鎧=幹部の体』『魂を鎧に定着させる為の血印=心の花』と言う感じです。ちなみにこの事実を知っているのはデューンと博士とクモコブコンビ。新入りのサソリーナは知りません。幹部の素体になった人間が山ノ中診療所にいることを知っているのは博士だけ。クモコブコンビは『自分達の体はどこかにあるはずだけどどうでもいい』と思っています。
話の終わり、『昏睡状態の人間が呼び掛けに反応して云々』と言うのは、肉体の近くに魂(心の花)が来たため体が反応した…みたいな感じです。
最後の一文は数日間悩みに悩みました。『新たな仲間を見つけるクモコブコンビと、月影とサバークの間で葛藤する博士』を書きたかったので最後部分を考えていなかったというのが一番の理由なのですが。やっぱり『サソリーナ』誕生でシメかな?と思って色々考えた結果、『その後』に繋がる一文で終わらせようかなと思ってこうなりました。
最後の一文
本編最終回ではいつきの髪が伸びている・制服が夏服で蝉が鳴いている→作中の時間は夏(恐らく夏休み前の7月)
映画ではいつきの髪が短い・制服が冬服+学校になじめない女の子がいる+中高生のプリキュアが旅行中→作中の時間は、学校によって休みだったり登校日だったりまちまちのGWの合間(4月30日~5月2日)と推測しました。つまり映画の時間軸はデューンとの決着と最終回の間。
以上を踏まえて、『三幹部(だった人)はプリキュア面子と再会する前に既に再会し交流を深めている』という結論に達しました。プリキュア面子を介さずにあの三人が出会う場所と言ったら、三人が入院していた病院しかないだろ!と考えてこうなりました。山ノ中診療所で三幹部が『二度目の初めての出会い』をする話もいずれ改めて書きたいと思っています。
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