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漫画やアニメに出て来る料理を再現したり、萌え語りをしたり、日々の徒然を書き綴ったりするブログ。
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今更ながら俺屍2のストーリーについて考えてみようと思います。
ツイッターでつらつら呟くよりブログ向きかなと思ったのでこちらで。
分かりにくい意味不明と言われる俺屍2のストーリーですが、私はさほど疑問は感じてないです。クオリティとか好き嫌いとか一族が巻き込まれた理由付けが弱いにも程があるとかそういうのは別にして、夜鳥子周りのストーリーは自分なりに理解しています。公式側が想定している通りに理解しているかどうかは分かりませんが。


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■■の当初の目的は三界統一。
人に戻りたいと熱望する神々や天界の息苦しさに辟易している神々にとってそれはとても魅力的な話だった。それはもう、掟やしきたりでがんじがらめになってお城から一歩も出られない王族が外の世界に出られるくらいに魅力的。
普通に考えれば三界統一なんて夢物語なんだけど、天界みたいな閉鎖された世界に暮らす神々は地に足のついた現実的な考え方なんで出来ないだろうし、三界統一に焦がれるあまりに現実を見てみぬ振りする神様もいたんじゃないかな。仮に計画が失敗しても天界(神様達)に大きなリスクがあるわけじゃなし、面白そうな計画だから乗っとけ乗っとけみたいな。
だけど、彼が夜鳥子に出会ったことで、三界統一が■■にとって「目的」ではなく夜鳥子と暮らすための「手段」になってしまったせいで色々とおかしくなり始めちゃった。小説風に言うなら「歯車が狂いだした」感じ。
で、夜鳥子と■■の関係は当初は「利害の一致」だったんだと思います。けど、恋愛感情が混じったことでふたりの認識とか目的にズレが出てきて、「■■の目的が夜鳥子と暮らすことで、三界統一はその手段に変わってしまったこと」に夜鳥子が気付かなかった(■■が気付かせないようにしていた可能性もあり)結果が事の発端になった「清明殺害事件」だったと。、「夜鳥子と暮らすという目的」のために手段を選ばなくなった■■がハイリスクな鬼頭に手を出してしまったせいで以下略。
「目的のためにわが子の命を利用しようとしたら妻の不興を買ってクーデターを起こされて失脚」っていうのはギリシア神話筆頭にお約束なんだけど、■■は鬼頭の使いすぎでマトモな判断が出来なくなっていたんでしょうね。鬼頭=ヤバイお薬みたいなものだったと。
何で鬼頭がハイリスクなのか?については、「禁断の秘術は危険なものと相場が決まってる」で特に疑問を感じませんでした。
で。
■■と夜鳥子の仲については神々の中でも知識はまちまちで、恋人がいるらしい程度しか知らない神様から、夜鳥子と言う名前で子供が生まれたことを知ってる神様もいた。けど、親友だった光無しノ刑人ですら最終的な結末は知らなかった(一方で、狐次郎は事件の顛末まで知ってそうな雰囲気でしたが)。■■が神々の関心を集めすぎてたせいで事の顛末を知りたがる神様も多くて(彼の計画に本気で期待してた神様は気になって仕方ないだろうし)、根拠のない噂も錯綜し続けて、胡散臭い情報を信じている神様もいればマトモに三界統一を掲げていた時代の■■しか知らないから未だに彼を信じているおめでた…お人好しの神様もいると。

夜鳥子に関しては、サイキックフォースのキースみたいなものだったんだろうと解釈しました。
*キース
サイキッカー(超能力者)。超能力を軍事利用したい国家組織に捕まり、数年間、生体兵器として非人道的な人体実験を受け続けてきた。研究施設を脱走したあと、「迫害され続けてきた超能力者達が平和に暮らせる世界を作る」という目的のために、自身と似通った境遇の超能力者を集めてテロ組織を結成、世界を相手に戦争を始める。作中設定は17~18歳。
「良い鬼もいるのに、鬼だというだけで迫害されるなんてあんまりだ。鬼が平和に暮らせる世界を作りたい!」みたいな。
ただキースの場合は、そこまで突っ走っちゃった理由が十分納得できるものだったし(超能力者と言うだけで生体兵器として人体実験されていた)、主人公のライバルと言うポジだったし、主人公がキースに対して「お前は間違ってる、目を覚ませ!」と真正面から否定していたから、キースの主張も含めてファンに受け入れられたんだろうなと思うんですけどね。何よりキースはカリスマがあって魅力的だったし。

夜鳥子夫妻の、最後の「楽しかった」発言は、「二人の心が一致していた頃、輝かしい未来を何も疑わず信じて進んでいたあの頃は楽しかった」という意味なんだと解釈しました。
…とまぁ、私がここまで脳内補完できたのはサイキックフォースで散々考察した世界観に彼らを当てはめることが出来たからなんですけど。

まぁなんだ。
俺屍2のシナリオは、ナンバリングタイトルでやるものではなかったですね。スピンオフとして、黄川人が探偵役の主人公で、抹消された神の謎を探るとかいう設定なら特に問題なかったと思うですよ。ただそれじゃ企画が通らなかったんだろうし、本来なら通らなかった企画を通った企画にねじ込んだ結果があれだったんだろうなと思うんですけどね。
と、オチがないまま終わります。
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