漫画やアニメに出て来る料理を再現したり、萌え語りをしたり、日々の徒然を書き綴ったりするブログ。
東京都の条例が可決・成立してしまいました。条例文を見れば見るほど恐ろしいです。メディアでは「性描写」ばかりを取り上げていますが、この条例、「暴力(肉体的なものだけでなく、言葉の暴力も)」も規制対象にしてるのですよ。この条文がまた曖昧。
「残虐な殺人、障害、暴行、処刑等の場面又は殺傷による肉体的苦痛若しくは言語等による 精神的苦痛を刺激的に描写し、又は表現しているものであること。」
漫画なんだから「残虐な殺人、障害、暴行、処刑等の場面」なんてあって当たり前だし、「刺激的に描写し、又は表現している」のは当たり前。
で、作品がアウトかセーフかを決めるのは、漫画に対する偏見で凝り固まった天下りの老害達。適切なジャッジが下されるとはとても思えません。
長い話の中のほんの一部だけ切り取って何が分かるというのか。
手代木さんもご自身のブログの中でコメントされてましたが、「ダークな部分があるからこそクリーンな部分がより引き立つ。クリーンな部分ばかり描いても説得力も感動も生まれない」・・私の思っていたことを全て代弁された気持ちです。
ただ。
個人的見解ではありますが、今回あの条例が可決されてしまったのはこのような「オタクの言い分」が理解されなかったから、だけではないと思います。政治家の方々にとって重要なのは「カネと票」ときいたことがあります。つまりはそういうことなんだろうな、と。
オタクは政治家に金を落とさない。票にもならない。だからどんな正論を言ってきても無視して、カネをおとして票を入れる方の意見を聞く。
こればっかりはどうしようもない「人間のホンネ」だと思います。だからこそ、私たちは(選挙権を持つ人間は)政治に関心を持ち、政治家たちの主義主張を吟味し、選挙を棄権してはいけない。
「オタクの票は無視できない」と思わせるようにならないと、オタク文化は縮小する一方になってしまうのではないかと思います。
最後に。
この条例のように、オタク文化を規制しようという流れは全国にあるそうです。ご自身の足元でいつの間にか同じような条例が成立していた!なんてことにならないよう、気をつけていてほしいと思います。
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「残虐な殺人、障害、暴行、処刑等の場面又は殺傷による肉体的苦痛若しくは言語等による 精神的苦痛を刺激的に描写し、又は表現しているものであること。」
漫画なんだから「残虐な殺人、障害、暴行、処刑等の場面」なんてあって当たり前だし、「刺激的に描写し、又は表現している」のは当たり前。
で、作品がアウトかセーフかを決めるのは、漫画に対する偏見で凝り固まった天下りの老害達。適切なジャッジが下されるとはとても思えません。
長い話の中のほんの一部だけ切り取って何が分かるというのか。
手代木さんもご自身のブログの中でコメントされてましたが、「ダークな部分があるからこそクリーンな部分がより引き立つ。クリーンな部分ばかり描いても説得力も感動も生まれない」・・私の思っていたことを全て代弁された気持ちです。
ただ。
個人的見解ではありますが、今回あの条例が可決されてしまったのはこのような「オタクの言い分」が理解されなかったから、だけではないと思います。政治家の方々にとって重要なのは「カネと票」ときいたことがあります。つまりはそういうことなんだろうな、と。
オタクは政治家に金を落とさない。票にもならない。だからどんな正論を言ってきても無視して、カネをおとして票を入れる方の意見を聞く。
こればっかりはどうしようもない「人間のホンネ」だと思います。だからこそ、私たちは(選挙権を持つ人間は)政治に関心を持ち、政治家たちの主義主張を吟味し、選挙を棄権してはいけない。
「オタクの票は無視できない」と思わせるようにならないと、オタク文化は縮小する一方になってしまうのではないかと思います。
最後に。
この条例のように、オタク文化を規制しようという流れは全国にあるそうです。ご自身の足元でいつの間にか同じような条例が成立していた!なんてことにならないよう、気をつけていてほしいと思います。
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