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漫画やアニメに出て来る料理を再現したり、萌え語りをしたり、日々の徒然を書き綴ったりするブログ。
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今日は、「幻想」の2話目を書こうと思ったのですがほとんど筆が進みませんでした。書きたいパーツはあるのですが、それがうまくつながらない感じ…。
そして、拍手SSは公開済みのものばかりだったにも関わらずたくさん押してくださってありがとうございます!
嬉しいだけでなく色々と考えることもできて、頑張ってSSかいて良かったと思います。ちょっと詰まり気味ですが頑張りますのでよろしくお願いします。

そして拍手お返事、21日のいつもの方~
いつも拍手&メッセージ&インスピレーションをありがとうございます!私はどうのこうの言って、自分で書く話は皆仲良しほのぼのが好きみたいです。ええと、頂いたメッセージのお返事は私の文章より神様達のトークの方が適切なような気がしたので、SSと言う形でお返事させて頂きます。
続きからどうぞ♪

拍手[0回]




 西暦2012年、日本の某所。
 城戸財閥経営のアクセサリーブランド専用の撮影スタジオの片隅で、只者ではないオーラをバリバリと放つ美女ふたりが自動販売機のカフェオレを飲みながら雑談していた。城戸財閥の令嬢である城戸沙織ことアテナと、タナトスの仕事見物にくっついてきた冥界の女神ヘカーテである。ちなみにふたりは、日本人のオタク「ソラ」の事を、「歴史書に記載されていない冥界神々のエピソードをせっせと読み物にしている変な人間」と認識している。

ヘカーテ 「…で、ソラのサイトに人間から私への陳情が寄せられてな。これがなかなか興味深いのだ(楽しそう)」
アテナ 「と、言うと?」
ヘカーテ 「まず一つ目だが、『是非温泉にも浸かって頂きたい!』だそうだ。日本には温泉が多いらしいから、皆で温泉旅行と言うのもいいだろうとは思うんだ」
アテナ 「ヘカーテとタナトス殿のピンポン真剣勝負とか面白そうね(クスクス)。でもヘカーテ、何だか複雑な顔ね?」
ヘカーテ 「うん…この陳情には続きがあってな、混浴に入って欲しいようなことが書かれているんだが…この人間も察しているようだが、ウチの男共は混浴は拒否しそうな気がしてな(微妙な顔)」
アテナ 「ああ…すっごい苦い顔で『謹んでご遠慮申し上げたく云々』おっしゃいそうね」
ヘカーテ 「だろう?あいつらは意外に潔癖と言うかシャイと言うか考え方が古風と言うか、そんな連中だからな。ま、私も要らんギスギスは生みたくないから普通に別々に入って温泉の後に宴会なりピンポンなりと言う流れかと思うのだが、女だけで温泉に入るとなるとやはりお約束のアレを押さえるべきか悩んでなぁ…」
アテナ 「後ろから抱きついて『また胸が大きくなったんじゃなーい?』ってアレですか」
ヘカーテ 「そう、それだ。しかし私とエリスがやったところで、ソラの読み物を見に来る人間がそんな話を喜ぶとは思えぬし、かと言って、男連中に『どっかのパッパラ隊のように、後ろから抱きついてまた胸板厚くなったんじゃなーい?をやってくれ』と言ったところで二つ返事で却下されるのは目に見えてるし、私とタナトスがふたりだけでしっぽりしてもますます誰得だろう」
アテナ 「せっかく陳情があったのに、温泉行きはナシかしら…」
ヘカーテ 「温泉に行くのはいいとして、話題になるほど面白い事が起きる保証は出来ないな」
アテナ 「じゃあ、面白い事が起きたら神託を与えると言う事で保留かしら」
ヘカーテ 「じゃあ次な」

 ヘカーテは同じ人間から寄せられたと言う二つ目の陳情に話題を変えた。

ヘカーテ 「先日、私とタナトスがすき焼きを皆に振る舞った時、何だか妙な話の流れでハーデスと双子神に猫耳執事をさせようと言う話が出たんだ」
アテナ 「あら…それはまた…うふふふふふふ。…では二つ目の陳情はその猫耳執事の実現ですか?」
ヘカーテ 「猫耳で、という指定は無かったらとりあえず奴らに執事喫茶をさせて欲しい、と言う事らしい。で、この参考資料とその人間の情報によると『執事喫茶』なるもものがちゃんと存在するそうだ」
アテナ 「『腐女子彼女』?」
ヘカーテ 「その本の影響を受けたソラは執事喫茶に行った人間のレポートを読んだ事があるそうだ。残念ながら店の中は撮影禁止だったらしいが、見目麗しい男達が客をお嬢様扱いして紅茶を入れたり菓子を出したりしてくれるらしい、しかもそれがすこぶる美味いという事は把握していた」
アテナ 「(ふんふん)…でも、言い出しっぺのハーデス殿はともかく、双子神に『執事喫茶やって!』と頼んでも渋りそうですよね」
ヘカーテ 「問題はそこなんだよなぁ。奴らを説得してエリシオンに執事喫茶もどきを作ったところで、客になれるのは私かエリスかお前くらいだし…」
アテナ 「神の道を人間が通ろうと思ったら大変ですもんね…そもそも神の御所であるエリシオンにみだりに人間を入れるのも問題ですし」
ヘカーテ 「ハーデスはそれなりに前向きだったから、霊界からコエンマとぼたんを呼ぶしかないかなぁ…」
アテナ 「………。ハーデス殿の参加は必須条件なのかしら?」
ヘカーテ 「ん?」
アテナ 「双子神と夢の四神だけで良ければ、エルミタージュ洋菓子店を借りた城戸財閥の企画と言う話で持ちかける手もありますわよ(ニヤリ)」
ヘカーテ 「ほほう…例えば?」
アテナ 「城戸財閥ブランドのお客様を、専属モデルタナトス殿とその弟さん達が執事に扮した『一日執事喫茶』に御招待…とか如何かしら。『厳正な抽選で選ばれたお客様』に星矢のお姉さんである星華さんを入れて、会場提供者である秋乃さんからも頼んでもらえれば、渋々でも承諾してくれるのではない?それで一度やってみて『これは面白い』となったらエリシオンでハーデス殿と一緒に執事喫茶をやってくれるかもしれないわ」
ヘカーテ 「…越後屋…じゃなかった、城戸屋、おぬしも悪よのう(ニヤリ)」
アテナ 「いえいえ、お代官様…じゃなかった、女神様ほどでは(ニヤリ)」
ヘカーテ 「お前も女神だろう。…しかしその手で行くとなると、タナトスが星華に会った時の話をさっさと読み物にしろとソラに神託を与えねばならんな」
アテナ 「え?ヘカーテが初めて地上に来た時の事をまだ読み物にしてないの?」
ヘカーテ 「そうなんだ。星矢達が私に初めて会った時の反応とか、星華がタナトスに殺されかけた事はすっかり忘れてるどころかあいつのファンになってるとか、そういう重要な出来事をきちんと書かないまま、その後の話を読み物にしてるんだ。マウスパッドとかメイド服とか猫耳とか」
アテナ 「一度、その辺の出来事をきちんと整理させないといけませんね」
ヘカーテ 「そうだな。タナトスとヒュプノスが幻想郷の神々と対談した経緯を書き終わったら、神話時代のタナトスとアレスの馬鹿騒ぎを読み物にする気でいたようだが…ほったらかしている細々した話を先に纏めるよう命令しておこう」
ヘカーテ「…此度、私に陳情した人間よ。ソラに私の言葉がきちんと届くか否か、執事コスをタナトスやヒュプノスが了承するか否かは現時点では分からぬ故、余り期待しすぎずのんびりと待つことだな。ああ、陳情があれば遠慮なくソラを通して訴えるが良い。私だけでなくエリス宛でも良いぞ!(にっこり)」
 

 
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