漫画やアニメに出て来る料理を再現したり、萌え語りをしたり、日々の徒然を書き綴ったりするブログ。
12時間も寝てたくせにまだ眠かったりするんですが。
そのせいなのかテンションが変です(笑)。もっとサイキ成分が欲しいです…。元サイキッカーの皆さん、かむばーーっく!
などと思いつつ、小説の続きと言うか、昨日一度書き上げたエピソードをざっくりと書き直していました。なんだか昨日より感覚は冴えていたような気がするようなしないような。
うんうんうなりながら書いた部分をばっさりとカットしたり。
せっかくなので(何がだ)カットした部分をのせておきます。よろしければどうぞ〜。
そのせいなのかテンションが変です(笑)。もっとサイキ成分が欲しいです…。元サイキッカーの皆さん、かむばーーっく!
などと思いつつ、小説の続きと言うか、昨日一度書き上げたエピソードをざっくりと書き直していました。なんだか昨日より感覚は冴えていたような気がするようなしないような。
うんうんうなりながら書いた部分をばっさりとカットしたり。
せっかくなので(何がだ)カットした部分をのせておきます。よろしければどうぞ〜。
「ねぇ兄さん、今更なんだけど」
「何だ?」
「ノアの理想通りに人類を滅ぼしたら、食べ物も着る物も住むところも私達サイキッカー自身で調達しなくちゃいけないんだよね」
「そうだね」
「ショッピングセンターなんて便利なところも、TVも、小説も、漫画も、映画も、演劇も、文化も、芸術も…娯楽はほとんど無いよね」
「人間がいないんだから、人間が造り出した物がなくなって多少不便になるのは仕方ない。でも、人間がいなければ娯楽なんて無くても世界は天国じゃないか」
「…軍にいた時、ノアから軍に寝返ったサイキッカー達と話をしたんだ。そしたらね」
レジーナは眼を伏せて続けた。
「人間はいないけど、畑を耕して、魚を釣って、家畜を飼って、朝から晩まで汗水垂らして働いて、自分達で作ったダサい服を着て、ほっ立て小屋に住んで、何の娯楽もない生活よりも、人間はいるけど、普通に働けばお金をもらえて、お金を出せば美味しい食べ物が手に入って、好きな服が買えて、快適な部屋に住んで、様々な娯楽がある生活の方がいいって、皆が言ったんだ。私が話した全員が、『人間がいても便利で快適な生活』がいいって。軍みたいにサイキッカーと人間の生活エリアをきっちり分けてくれるなら、人間がいる世界でも全然構わないって」
「ノアを裏切るような連中だったらそう言うだろうな」
「…………」
レジーナは複雑に黙り込んだ。
私も、人間がいても便利で快適な生活の方がいい。美味しい物を食べて、好きな服を着て、お洒落をして、便利なところに住みたい。必要以上に関わらないように住む場所を分ければそれでいいじゃない。
でも、そんな本音は言えなかった。
ノアの正義を考え直す事すらしない兄には、言えるはずもなかった。
キースは先ほどまでとは違う、柔らかな声をレジーナにかけた。
「軍では、捕虜にアクセサリーまで支給するのか?」
「えっ?」
何を言われるのかと緊張していた彼女は、思わぬ言葉に一瞬理解が遅れた。
微かに微笑みを浮かべたキースが自身の耳を指差した。
それに釣られて自分の耳に触れたレジーナは、刹那に買ってもらったピアスを付けたままノアに戻って来た事に気がついた。
…兄さんは気付かなかったのに…。
頭をよぎった考えを押し込めてレジーナは出来るだけ明るい声を出した。
「あ…これですか?捕虜になってる時に一度だけブラドさんのアクセサリーを売ってるお店に行った事があって。他の女の子のオマケで、ついでに買ってもらったんです」
「そうか」
「……………」
「レジーナ」
こんな感じです〜。
「何だ?」
「ノアの理想通りに人類を滅ぼしたら、食べ物も着る物も住むところも私達サイキッカー自身で調達しなくちゃいけないんだよね」
「そうだね」
「ショッピングセンターなんて便利なところも、TVも、小説も、漫画も、映画も、演劇も、文化も、芸術も…娯楽はほとんど無いよね」
「人間がいないんだから、人間が造り出した物がなくなって多少不便になるのは仕方ない。でも、人間がいなければ娯楽なんて無くても世界は天国じゃないか」
「…軍にいた時、ノアから軍に寝返ったサイキッカー達と話をしたんだ。そしたらね」
レジーナは眼を伏せて続けた。
「人間はいないけど、畑を耕して、魚を釣って、家畜を飼って、朝から晩まで汗水垂らして働いて、自分達で作ったダサい服を着て、ほっ立て小屋に住んで、何の娯楽もない生活よりも、人間はいるけど、普通に働けばお金をもらえて、お金を出せば美味しい食べ物が手に入って、好きな服が買えて、快適な部屋に住んで、様々な娯楽がある生活の方がいいって、皆が言ったんだ。私が話した全員が、『人間がいても便利で快適な生活』がいいって。軍みたいにサイキッカーと人間の生活エリアをきっちり分けてくれるなら、人間がいる世界でも全然構わないって」
「ノアを裏切るような連中だったらそう言うだろうな」
「…………」
レジーナは複雑に黙り込んだ。
私も、人間がいても便利で快適な生活の方がいい。美味しい物を食べて、好きな服を着て、お洒落をして、便利なところに住みたい。必要以上に関わらないように住む場所を分ければそれでいいじゃない。
でも、そんな本音は言えなかった。
ノアの正義を考え直す事すらしない兄には、言えるはずもなかった。
キースは先ほどまでとは違う、柔らかな声をレジーナにかけた。
「軍では、捕虜にアクセサリーまで支給するのか?」
「えっ?」
何を言われるのかと緊張していた彼女は、思わぬ言葉に一瞬理解が遅れた。
微かに微笑みを浮かべたキースが自身の耳を指差した。
それに釣られて自分の耳に触れたレジーナは、刹那に買ってもらったピアスを付けたままノアに戻って来た事に気がついた。
…兄さんは気付かなかったのに…。
頭をよぎった考えを押し込めてレジーナは出来るだけ明るい声を出した。
「あ…これですか?捕虜になってる時に一度だけブラドさんのアクセサリーを売ってるお店に行った事があって。他の女の子のオマケで、ついでに買ってもらったんです」
「そうか」
「……………」
「レジーナ」
こんな感じです〜。
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